移住の際の予防注射アドバイスをいただきました。(フロリダ州 A.N.様)
家族構成:
40代のご夫婦と11才の小学校6年生の男の子、7才の小学校1年生の女の子のご家族。2020年からフロリダ州に赴任。
赴任前の心配事:
子供さんのアメリカの学校への転入に当たり、必要な予防接種の確認の依頼がありました。
メドリートのサポート:
6年生の息子さんは髄膜炎の予防接種(MCV)と、破傷風ジフテリア百日咳(Tdap)の予防接種がアメリカでの6年生には必要となります。ただ、髄膜炎の予防接種は日本にない予防接種なので外国からの輸入物となり、自費で2万円から3万円の支払いとなります。なので、保険でカバーされるアメリカに来てから接種するようにアドバイスしました。また、日本では6年生の時に破傷風ジフテリア(Td)を接種されますが、アメリカでは別の破傷風ジフテリア百日咳(Tdap)の接種が必要になるので、日本でTdを接種しないようにアドバイスしました(ちなみに日本でTdを接種して渡米すると、Tdapをアメリカでさらに接種する必要があります)。
1年生の娘さんに対しては、アメリカでは必須のおたふく風邪の予防接種を日本で受けてくるようにアドバイスしました(ちなみにおたふく風邪は日本では任意接種となります)。アメリカにきておたふく風邪を接種しようとすると、アメリカにはおたふく風邪単体の予防接種は存在しないので、麻疹おたふく風邪風疹(MMR)の3種混合を接種されてしまいますとアドバイスしました。また、日本では4才時に接種しないジフテリア破傷風百日咳(DTaP)がアメリカでは必要なので、日本で接種して来るといいでしょうとアドバイスしました。
患者様の声:
日本で余計な予防接種を受ける必要がなく、費用も節約できました。お陰様で無事に学校への書類は提出でき、元気に学校に通っています。